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先輩からのメッセージ

先輩からのメッセージ

先輩からのメッセージ

内装施工監理、制作管理(マネージャー)の募集の際の記事から転載しています。

社内の強いチームプレイで、内装工事をプロデュースする仕事。人の熱量・こだわりを感じながら、ものづくりを支えよう。

「ものづくりは好きだけど、収入面や安定性を考えると将来が不安…」
「やりがいを実感できない作業的なものづくりがしんどい」
「お客さんのこだわりや熱量を肌で感じながら、ものづくりをしたい」
そんな風に感じている人にこそ、ぜひ知ってほしい。

株式会社ティグラは、大阪・東京・福岡に拠点を持ち、内装工事(設計)、木工製品・金物製品の製造販売をおこなっている会社です。

誰もが知っている某有名コーヒー店やアパレルブランドなどのショップ内装をはじめ、近年ではホテルやオフィスビルの内装工事にも数多く携わっており、ゼネコン各社から依頼される仕事(二次下請け)もあれば、直接取引している案件も。

今回募集するのは、店舗・オフィスのリニューアル工事を支える二職種。
・新しい内装に必要な什器や建具のものづくりを支える製作マネージャー
・工事全体を監督する施工管理
です。

自分の仕事への反響が耳に入りやすい環境で、あなたの力を発揮しませんか?

 

直接取引や二次下請けだから実感できる「やりがい」がある。さまざまな職種が在籍するチームで、オーダーメイドなものづくりを。

まずお話を伺ったのは、取締役専務・橋本 和孝(はしもと かずたか)さん。おいしいお店をたくさん知っていて、自然とスタッフが彼のもとに集まってくる…そんな「皆の相談役」という橋本さんは、ティグラを長年牽引してきた一人です。

 

「ティグラは、施工管理や設計、製作管理から木工・金物など、内装工事に必要な仕事を一括で担える総合請負です。創業時は、内装と金物職人だけの小さな会社だったんですが、有り難いことにだんだんと仕事や人が増え、今では3拠点合わせて40名ほどが正社員で働いてくれています」

業績は右肩上がりで、ほとんどがゼネコン各社との取引(二次下請け)やお客様との直接取引。三次請け、四次請けが多い業界で、長年にわたり信頼・実績を積み重ね着実にお客様が増え続けている、成長真っ只中の会社です。

「直接取引や二次下請けだと、実際にその仕事がどうだったのかという成果や、誰の役に立っているのか、どんな風に喜んでもらえたのかなどを実感できる機会が多いんです。こういう部分は、前向きに働く気持ちを非常にくすぐるんですよね(笑)」


(オフィスビルの中は、内装チームが在籍する事務所と職人がものを作る工場が一緒になっています)

ホテルやオフィスなど幅広い案件を手掛けるティグラが、最も面白さを感じているのは商業店舗づくりだと言います。

「手掛ける什器や家具はすべてオーダーメイドなのですが、特に商業店舗は、ブランドごとの強いこだわりや流行などを表現するデザインなので、ものづくりにより個性や深みが出て面白いんです。
それに、どの店舗もアップデートを目的に2〜3年のサイクルで改修をおこなうので、私たちも一緒にブランドを育んでいる感覚になれるんです。

実際にオープンしたお店を訪れてみると、そこで働く人や利用者のうれしそうな顔を見ることができたり、リアルな声を聞けるのも魅力です」


(お客さんと打ち合わせ中の橋本さん。どんなお話をしているのか…楽しそうです)

「ティグラのものづくりは、基本は社内にいるさまざまな職種のプロとのチームプレイ。皆と一緒に『同じものを作るんだ!』という共通意識のもと、一つ一つ着実に積み重ねていきます。自分の将来や笑顔、誇りに繋がる仕事をティグラで体現してほしいです」

内装工事をトータルプロデュースするための幅広い職種が社内に揃っているからこそコミュニケーションがとりやすく、ものづくりに集中できる環境になっています。

「どんな仕事でも、その8割は作業や人間関係など何かつらいことがあります。でも残りの2割にある喜びや感動は、自分自身の成長や仕事を続けていくモチベーションになります。依頼主・お客様との距離の近さや信頼関係が、スタッフ一人一人の『あぁ、やっててよかった!』というやりがい・満足度につながってくれたら」

今後の建設業界は、新築は減っていく傾向にありますが、すでにある建物の内装工事はニーズが高いと考えられています。特に、大阪ではこれからも万博やカジノ誘致など大きなイベントも多く、建設・改修案件はまだまだ増えると言います。

「現在の仕事や会社に何か思うところがあるのなら、ティグラが取り組むものづくりに挑戦してみてほしいですね」

 


(スタッフは20代から70代まで。施工管理や営業、製作管理マネージャー、CADオペレーター、木工・金物職人…など幅が広い才能が活かせる会社だから、きっと活躍の場が見つかります)

 

 

ものづくり全体を管理・進行する「製作マネージャー」は、様々な人をつなぐ仕事。

入社13年の近藤 美保(こんどう みほ)さんは、お客様から依頼を受けて納品するまでの全工程を管理・進行する製作マネージャーというお仕事をされています。

「内装工事に必要なもの(壁や柱、什器など)を作るために、ものづくりを全体的に管理・進行していくのが私の役割です」

例えば、依頼主から「こんなテーブルを作りたい」というデザイン図が届いても、すぐに職人が製作できるわけではありません。職人が製作する前の段階で、さまざまな人との調整や作業が必要です。

「デザイン図を見て、形状や寸法などの数字から立体で完成品をイメージし、それを作るには何が必要かを洗い出します。そして見積もりを出し、受注が決定すると完成品に近づけるための詳細をお客様や職人たちと詰めていき、CADオペレーターに施工をおこなうための図面制作を依頼します。
その後、実際に職人が製作し、納品となります」

この全工程を管理・進行するのが製作マネージャーの仕事。「自分でものづくりはしないけれど、ものづくりのために邁進する奥深い仕事です」と近藤さんは語ります。製作マネージャーとして、入社すると、近藤さんをサポートすることが最初の仕事になります。

「オーダーメイド型のものづくりなので、どれほど多くの案件・経験を積んでも、常に新しく、同じ物は二つとしてありません。だからトラブルも幅広い(笑)同僚だけでなく、外部の職人さんたちにも、いつも助けてもらっています。

仕事は大変ですが、腕も人柄も信頼できる人たちと働けるから、何かあってもここなら大丈夫だと思えることは大きいですね」

トラブルが発生しても社内・社外問わず支え合える。丁寧なコミュニケーションと真摯な姿勢で、多くの人と協力し合う近藤さんの仕事ぶりが想像できます。

「とりあえず無事にこの案件を終わらせなきゃって、いつもプレッシャーを感じます。職人さんが私を助けてくれるのは、これまでティグラの先輩方が信頼を積み上げてくれたからこそ。だから私も責任感をもって、真心のある姿勢で人と接し、仕事を進めようって思います。

図面(平面)から立体物をイメージするのが得意、好きだという人には向いているかも。内装に関わるものづくりが好きで、人と接するのが好きだという人は大歓迎です!」

 

 


(休憩時間には、楽しく談話する様子も)

 

内装工事のすべてを知り、動かす施工管理。「よりよいものづくりに取り組むことは、建設業界で働く私たちの責務」

施工管理を担当する清水 嗣章(しみず ひであき)さんは、ティグラに転職して7年。前職も施工管理というベテランです。

「施工管理は内装工事全体を把握して、クライアントと職人さんを繋ぐ仕事です。依頼主から届いた図面のわかりにくい部分を、自分なりに再考・加筆するところから仕事が始まります。
私たちがいかにスムーズで的確な情報伝達を行うかで、職人さんにいい仕事をしてもらえるかが変わってくるので、どうやったらうまく伝えられるかをいつも意識していますね」

先ほどの製作マネージャー・近藤さんと近しい仕事内容ですが、施工管理の方がより広い範囲(工事全体)を担うそうです。

「多くの案件で、こんな風に作りたい!という思いを抱える依頼主と実際につくる側ではどうしても熱意、知識にギャップがあります。双方の間に入り、その差をなるべく埋められるようにと動いています」

依頼主の理想がつくれるように、作り手が安全でスムーズに仕事に取り組めるよう汗をかく。清水さんのようなポジション・姿勢で働きかける人がいるからこそ「ティグラのものづくりって面白い」と感じる人が増え、新しい案件に繋がっているのかもしれません。

仕事は関西(大阪・京都ほか)、東京でも。出退勤時間は現場によって異なり、ゼネコン関連の案件だと朝6時半頃に現場入りするハードな時期もあるそうですが、意外に土日が連休になるときもあります。
ティグラはホテルやオフィスの現場も多く請け負っているので、業界企業の中ではスケジュールを調整しやすい面があると清水さんは話します。

「うちの場合は自社に職人さんがいるのでその分移動時間が節約できたり、会社として自由な雰囲気だったり、慣れてくると働き方を自分たちで調整することは可能です。施工主との距離も近いので、連絡もスムーズ。新しい知識がどんどん増やせるから、流れ作業のような仕事のやり方にはなりません」

予定通りにいかないことの方が多く、何年経っても日々勉強。「もう15年以上やっているので辞めたいと思ったことはいくらでもあるけれど、結局この仕事が好きなんでしょうね」と笑います。

「ありきたりではありますが、現場をうまくまとめたときの『ありがとう!』という言葉や笑顔は活力になっています」

私たちにとっては数ある現場のうちの一つでも、それを依頼する側からすればこだわりを詰め込んだ理想の場所かもしれません。この業界で働く者として、よりよいものづくりをするのが責務だと思っています」

組織にありがちな「管理される働き方」ではなく、あくまで個々が考えて動くという働き方もティグラの魅力。それでいて、上司や同僚に相談しやすい環境や明るい雰囲気は、やりがいを見つけて自分らしさを発揮できる働き方に繋がるはず。

建設・内装に関わる仕事を探しているなら、一度ティグラを見学してみませんか?